不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/1

保土ケ谷の元社員寮をサウナ付きマンスリー賃貸に

「TOMOS保土ケ谷」外観
利用用途がなかったエントランスは、無印良品ブランドの小物をディスプレイし、入居者の利便スペースに

 グッドルーム(株)は7月31日、事業法人の社員寮を1棟コンバージョンした賃貸住宅「TOMOS保土ケ谷」(横浜市保土ケ谷区、総戸数55戸)の内覧会を開催した。

 JR横須賀線「保土ケ谷」駅徒歩12分、京浜急行電鉄本線「井土ヶ谷」駅徒歩13分に位置。1989年築、鉄筋コンクリート造地上4階建ての物件を同社が取得。設計・施工、運営管理を行ない、空間デザイン企画を(株)良品計画が手掛けた。工事費は約1億5,000万円。

 居室がワンルーム・15平方メートルと狭小であるため、水回り(洗面所、トイレ、シャワー、キッチン)をあえて設備せず居住スペースを広く確保。共用部の充実化で訴求力を高めることとした。
 利用用途がなく、閑散とした雰囲気だったエントランスを、入居者の利便スペースとして刷新。コーヒーマシン、軽飲食がPayPayで購入できる「一坪喫茶」を設置した。従前は食堂だったスペースを「ワークラウンジ」に改修。シェアキッチンには調理器具を用意、入居者のコミュニティの場となるイートスペースを設けている。また、グッドルームが展開する「グッドサウナ」を1階(男性用)と3階(女性用)に設置。サウナ内にはシャワー、水風呂、ととのい用のチェアも用意。駅から物件まで坂道が多いことから、電動自動車9台とカーシェアリングサービスも導入した。

 専有部住戸は、既存の間取りをそのままに、ベッド・テーブル・イス・造作家具・冷蔵庫・電子レンジ・カトラリー付きとし、ホテルライクな仕様に作り込んだ。また、従前の1階・管理人室を入居者向け専有部(3戸・約18平方メートル)にリノベーション。1階の3住戸+1戸に、3点ユニットバスを設置している。

 1ヵ月から入居可能。水・光熱費は管理費として1日当たり330円を支払う。初期費用は9,800円、賃料は7万9,000円(49戸・15平方メートル)、10万~12万円(水回り設備付き4戸)。
 7月1日から入居者募集を開始しており、現在は3~4割の入居が決まっている。20~30歳代、会社員が6割を占めるという。8月1日から入居を開始する。

従前の食堂を「ワークラウンジ」に改修。奥のスペースにはモニターも設置している
15平方メートルの居室の一例。水回り設備をなくした分、居住スペースを確保

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