不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/17

ESR、兵庫・川西に大規模物流施設パーク

「ESR川西ディストリビューションセンター」完成イメージ

 ESR(株)は17日、兵庫県川西市で開発中の「ESR川西ディストリビューションセンター」(以下、「川西DC」)1期2棟の地鎮祭を、3日に執り行なったと発表。同社の物流施設として全国で35件目、関西圏では5件目のプロジェクトとなる。

 「川西DC」は、総敷地面積50万5,281平方メートルに及ぶ物流施設プロジェクト。2期にわたり4棟の物流施設を建設する。新名神高速道路「川西」ICより3.9km、能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅から「川西DC」の西ゲートまで徒歩2分と、交通アクセスにも優れる。

 1期の「ESR川西ディストリビューションセンター1」(以下、「川西DC1」)は、敷地面積6万2,998平方メートル、延床面積8万1,471平方メートル、10月1日着工、2025年5月31日竣工の予定。「ESR川西ディストリビューションセンター2」(以下、「川西DC2」)は、敷地面積8万1,471平方メートル、延床面積12万4,668平方メートル、7月10日に着工済みで、竣工は25年3月31日の予定。いずれも地上6階建て、免震構造のシングルランプ式マルチテナント型物流施設。1期の総投資額は502億円を予定している。

 両棟ともに、倉庫の梁下有効高は1階6.5m、2~6階5.5mを確保。1フロアを最大3分割・最小区画約1,000坪とするなど、事業者の多様なニーズに応えられる汎用性の高い設計を採用する。休憩ラウンジと24時間営業のショップも完備。「川西DC2」には無料の託児所を設け、稼働後に開園する計画。建物エントランスのスロープや館内のバリアフリー設備、優先駐車場も用意。ドライバー専用の休憩室やトイレ、トラック待機場を十分に確保するほか、駐車場(「川西DC1」151台、「川西DC2」395台)、バイク駐車場、駐輪場も各施設に20台以上設ける。

 また、全館LED照明、トイレ・喫煙室の人感センサー付き照明など、環境配慮型照明システムを導入。ヒートポンプ式空調・節水器具など省エネルギーの設備機器を採用するなど、環境負荷低減に配慮した建築計画によりCASBEE「Aランク」認証を取得している。建物屋上には太陽光パネルを設置し、自家消費型太陽光発電所を稼働させる計画。将来的に100%オフグリッドによる電力供給を目指す。

 BCP対策として、両施設に非常用自家発電機を備え、停電時でも防災センター機能、荷物用エレベーターの一部、トイレ等が一定時間使用可能な保安用電源を確保。24時間365日の有人管理で、非接触型カードリーダーに加え、顔認証システムの導入などにより、セキュリティ強化を図る。

この記事の用語

LED照明

発光ダイオード(LED)を光源とする照明器具。LEDはLight Emitting Diodeの略語で、電圧を加えると発光する半導体素子である。

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