
三井不動産(株)は24日、マレーシア・ケダ州クリムにおける物流施設事業「クリムロジスティクスハブ」への参画を発表した。同社グループで初となる、マレーシアにおける物流施設事業。
MITSUI FUDOSAN(ASIA) MALAYSIA SDN. BHD(マレーシア三井不動産)と現地大手物流会社であるPKT LOGISTICS GROUP SDN. BHD(以下、「PKT社」)で設立した合弁会社「KULIM LOGISTICS HUB SDN.BHD.」で推進する。
ペナン港から約35km、ペナン国際空港から約50kmと、どちらにもアクセスが良好なバターワース・クリム高速道路沿いに位置する。敷地面積は約6万2,500平方メートル。第1期・2期に分けて2棟を開発する。第1期(約2万2,000平方メートル)は9月に竣工予定で、2期は24年以降に本体工事に着工予定。1期・2期の総延床面積は約3万6,000平方メートルを予定している。
建物内には、マレーシア国内の物流施設としては珍しいカフェテリアやスポーツジムといった、従業員向けの利便施設も設置する予定。