不動産ニュース / 政策・制度

2023/8/28

国交省、マンション長寿命化モデル事業を採択

 国土交通省は24日、「令和5年度マンションストック長寿命化等モデル事業」の第2回採択プロジェクトを決定した。

 今後急増する高経年マンションについて、適正な維持管理および長寿命化に資する改修や建て替えを促進するため、老朽化マンションの長寿命化に資するモデル的な取り組みを支援するもの。建物躯体の長寿命化、ライフラインの長寿命化などについて評価。採択されたプロジェクトには、事業前の立ち上げ準備段階の「計画支援」と、事業前の立ち上げ準備段階の「工事支援」を行なう。

 今回の募集には35件の応募があり、8者8件を採択した。採択されたのは、先導的再生モデルタイプ「計画支援」が4件(「新金岡第2団地住宅<大阪府>」、「鷺沼コーナス<神奈川県>」、「東京自興ビル・国分マンション<東京都>」、「荻窪コーエイマンション<東京都>」)。同タイプ「改修工事支援」が3件(「ファミールヴィラ苗場タワー<新潟県>」、「キャナルワーフタワーズ<東京都>」、「音羽ハウス<東京都>」)。同タイプ「建替工事支援」は1件(「カルコスビル<宮城県>」)。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。