不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/8/25

地価LOOK、3期連続で全地区上昇・横ばいが継続

 国土交通省は25日、主要都市の高度利用地地価動向をまとめた「地価LOOKレポート」(2023年第2四半期)を公表した。

 調査対象は、東京圏35地区、大阪圏19地区、名古屋圏8地区、地方圏18地区の計80地区(そのうち住宅地23地区、商業地57地区)。

 当期(23年4月1日~7月1日)の地価動向は、上昇が74地区(前回73地区)、横ばいが6地区(同7地区)、下落が0地区(同0地区)となった。景気が緩やかに回復している中、マンション需要の堅調さに加え、店舗需要の回復が継続し、3期連続ですべての地区において上昇または横ばいとなった。住宅地では、5期連続で23地区すべてで上昇した。

 用途別では、住宅地は、上昇23(同23)、横ばい0(同0)、下落0(同0)。マンション需要に引き続き堅調さが認められたことから、上昇が継続。商業地は、上昇51(同50)、横ばい6(同7)、下落0(同0)で、人流の回復傾向を受け、店舗需要の回復が見られたことなどから、上昇傾向が継続した。

 圏域別では、東京圏が上昇29(同30)、横ばい6(同5)、下落0(同0)。大阪圏が上昇19(同19)、横ばい0(0)、下落0(同0)、名古屋圏が上昇8(同8)、横ばい0(同0)、下落0(同0)。地方圏は上昇18(同16)、横ばい0(同2)、下落0(同0)。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。