不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/28

三井不レジ、シェアリング型賃貸マンションの新事業

「SOCO HAUS KORAKUEN」ラウンジ完成イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は28日、都会の「身軽で豊かな暮らし」を実現する新たな賃貸マンション「SOCO HAUS(ソコハウス)」を展開すると発表した。

 都市部の家賃上昇を受け、賃料を抑えるために居住スペースや設備を狭小化する賃貸マンションが増えている。その結果、単身者向けのワンルーム住戸では間取りが画一化し、都会での暮らしの選択肢が少なくなっている。

 「SOCO HAUS」は、キッチンや使用頻度の少ない家具・家電を共用部に配置し、専有部で自由に使えるスペースを確保。共用部には多彩なスペースと高機能の家具・家電を導入し、生活利便性を高める。

 企画に当たって、同プロジェクトの想定顧客と嗜好性の近い社員モニターを対象に実証実験を実施。都内物件へ約1ヵ月間滞在してもらい、暮らしの課題・ニーズを調査した。

 初弾物件となる「SOCO HAUS KORAKUEN」(東京都文京区、総戸数76戸)は、東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」駅より徒歩9分に立地。敷地面積約755平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て。同社の社員寮として活用していた建物を、単身女性向けの賃貸マンションへとリノベーションする。

 事前調査を基に、キッチンスタジオやライブラリー、シアタールーム、トレーニングルームなどさまざまな共用施設を用意。パーソナルトレーニング、ウォーターサーバー、シェアサイクル等のサービスも導入し、入居者それぞれの都会での豊かな暮らしをサポートする。

 竣工は2024年2月、入居開始は同年3月の予定。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。