(独)都市再生機構(UR都市機構)、(株)MUJI HOUSEは、「無印良品 グランフロント大阪」(大阪市北区)内に、「MUJI×URモデルルーム」を8日にオープンすると発表した。店舗内にモデルルームを設置するのはMUJI HOUSEでは初。
両者は2012年、新たな賃貸リノベーションのスタンダードを提案すべく、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を始動。13年に大阪でリノベーション住戸の供給を開始し、23年3月時点で累計61団地・供給戸数約1,200戸まで拡大している。今回、同プロジェクトを開始した大阪で、10年間で培った暮らしの提案や取り組みについて情報発信することを目的に、モデルルームを開設した。
モデルルームでは、同プロジェクトでリノベーションを実施した「鈴蘭台第1団地」(神戸市北区)の住戸プランを再現。専有面積は約43.3平方メートル。両者で共同開発したパーツ(持ち出しキッチン、麻畳等)を採用した。鴨居や柱、表札は、使用されなくなった団地住戸から移設している。
そのほか、住棟サインや掲示板など、団地をイメージできる要素も再現。掲示板では店舗内で実施するイベントの案内や、同プロジェクトの取り組み等を紹介していく。