不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/6

東京・世田谷でBrillia初の「ZEH-M」/東京建物

「Brillia 深沢八丁目」外観イメージ

 東京建物(株)は6日、新築分譲マンション「Brillia(ブリリア)深沢八丁目」(東京都世田谷区、総戸数38戸)について、国土交通省「令和5年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択されたと発表した。

 同物件は、東急田園都市線「桜新町」駅より徒歩9分に立地。敷地面積約2,938平方メートル、延床面積約3,407平方メートル、鉄筋コンクリート造地上3階建て。
 住戸の間取りは2LDK~4LDK。全住戸の開口部にアルミ樹脂複合サッシとアルゴンガス入りLow-Eガラスを採用するほか、全熱交換器、LED照明、節湯水栓、高断熱浴槽等を設置。基準一次エネルギー消費量から40%以上を削減する。
 また、創エネに関連し、太陽光発電パネルによる発電電力の各住戸への配分、燃料電池「エネファーム」の導入を行なう。断熱性の向上に伴う基準一次エネルギーの削減に加えて、発電分をさらに差し引くことで、基準消費量から100%以上の消費エネルギーを削減。昨今上昇傾向にある電気代の低減にもつなげる。

 これらにより同物件は、「ブリリア」シリーズで初めてZEH-M最高ランクの基準を満たすほか、建築総合性能評価システム「CASBEE」による建築物環境性能評価で最高位のSランクを取得予定。

 竣工は2025年3月を予定する。

 同社では近年、中長期目標である「CO2排出量を30年度までに40%削減(19年度比)、50年までにネットゼロ」に向け、脱炭素の取り組みを強化。住宅事業においては「原則としてすべての分譲マンション、賃貸マンションにおいてZEHを開発」を目標に掲げている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2024年1月号
十社十色の成功事例
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/12/5

月刊不動産流通2024年1月号好評発売中!

「月刊不動産流通」2024年1月号、本日発売となりました!

今回は、毎年1月号の恒例企画、特集「活躍する地場企業の戦略を探る-2024」を掲載。地元での認知度が高く、成長を続けている不動産事業者はどのような戦略で、どういった取り組みを行なっているのか…、全国各地10社を取材しました!「米軍人の住宅仲介に特化し、軍艦到着時には行列ができる事業者」や「風営法許可申請のサポート等、テナントが入居・退去する際に手厚いフォローを行なう事業者」、「社長出演の物件紹介動画で、内覧後の歩留まりを5割アップした事業者」など、各社それぞれのカラーで奮闘しています。