不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/7

明豊EP、賃貸住宅を信託受益権化しリートに売却

「ミハス三鷹Ⅱ」

 (株)明豊エンタープライズはこのほど、投資家向けに開発した賃貸住宅「ミハス三鷹Ⅱ」(東京都三鷹市、総戸数14戸)を信託受益権化し、スターアジア不動産投資法人へ譲渡した。

 同物件は、JR中央線「三鷹」駅 徒歩16分に立地。建物は、鉄骨造地上3階建て。間取りは3LDK・4LDK。延床面積は約1,200平方メートル。同社が用地を仕入れ、グループ会社の(株)明豊エンジニアリングが施工。(株)SMBC信託銀行が受託者として、信託受益権を発行した。

 明豊エンタープライズは、東京都心部を中心に投資用賃貸住宅を100棟以上開発。販売価格の平均は5億円を超えている。平均稼働率は約97%。資産防衛や相続対策を目的とした個人投資家が主な販売ターゲットとなっている。

 一方で、今後の販売物件の中で想定販売価格が7億円を超えるものが10物件予定されており、これらについては不動産ファンド、JREITや海外投資家をターゲットに販売を進めていく方針。

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