不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/9/21

マンション賃料指数、23区上昇、都下は低下

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2023年第2四半期(4~6月)のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基準に指数化。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00~」は大幅に上昇と定義している。

 当期の全国主要都市のインデックス(全体概況)は、首都圏は東京23区が116.76(前四半期比+1.18)、東京都下が107.44(同-0.76)、横浜・川崎市が112.84(同+1.04)、千葉西部が111.47(同-0.73)、埼玉東南部は112.21(同+0.78)。東京23区、横浜・川崎市、埼玉県東南部は上昇、東京都下、千葉県西部は低下となった。

 地方都市では、札幌市が121.12(同+0.73)、仙台市が119.57(同-1.54)、名古屋市が99.65(同-1.17)、京都市が119.01(同+1.85)、大阪市が126.38(同+1.23)、大阪広域109.86(同-0.26)、福岡市が115.65(同-0.15)。上昇したのは、札幌市、京都市、大阪市。仙台市、名古屋市は低下。大阪広域、福岡市は横ばいとなった。

 東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が113.46(同+1.12)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が119.53(同+1.73)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が121.40(同-1.92)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆