不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/26

「BRANZ」で初となる統合型ギャラリーオープン

「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」外観

 東急不動産(株)は、同社の新築分譲マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」の統合マンションギャラリー「東急不動産 BRANZ ギャラリー 表参道」(東京都港区)を30日にオープンする。

 東京メトロ銀座線他「表参道」駅から徒歩6分に立地。敷地面積約840平方メートル、2階建てで、延床面積は約950平方メートル。「ブランズ」で統合マンションギャラリー(1拠点で複数物件のマンション販売を行なう)を構えるのは、同施設が初。

 販売物件の外観や専有部については高精細なデジタルツインを製作、商談室や2階の「DigitalGallery」で体感してもらうなど、デジタルコンテンツをベースとした販売活動を行なう。「DigitalGallery」には大型の湾曲LEDビジョンを設置し、VRレンズ等の機器の装着がなくてもあたかも部屋の中にいるかのような没入体験を提供する。
 また、「ブランズ」のグレードを体感できるよう、LDKを再現したリアルのコンセプトルームを2グレード分設置。天井やサッシの高さ畳数などを実際に感じてもらえるスペースも用意した。

 環境配慮の面では、現地屋上の太陽光パネルでの発電に加え、同社が開発・運営する発電所で発電する再生可能エネルギーを活用。再生可能エネルギー100%による施設運営を実施する。その他、同社が開発・運営する「東急リゾートタウン蓼科」の間伐材を活用し、共用廊下のフローリングやデザイン家具に活用して木材循環につなげるほか、外壁や一部内壁への石炭灰の活用、リサイクル率を重視した壁紙の採用など、環境配慮素材の活用も進めた。

 同ギャラリーでは東京23区内などの一定の条件を満たした物件を取り扱う予定で、オープン時点では、7月から一般販売を開始している「ブランズ自由が丘」(東京都世田谷区、総戸数24戸。詳細は過去のニュースを参照)の案内を行なう。なお、同物件の平均価格は2億8,000万円、坪単価は808万円で、7割ほど契約が進んでいるという。
 年度末時点では4物件を取り扱う予定。

コンセプトルーム。バルコニーの外にはLEDビジョンを設置し、複数タイプから眺望情報をシミュレーションできる
2階のフローリングは「東急リゾートタウン蓼科」の間伐材を活用

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