不動産ニュース / 開発・分譲

2023/9/29

白金の建替えマンションが竣工/旭化成不レジ

「アトラスタワー白金レジデンシャル」外観

 旭化成不動産レジデンス(株)と(株)ワールドレジデンシャルは28日、参加組合員として参画した日興パレス白金マンション建替事業による再建マンション「アトラスタワー白金レジデンシャル」(東京都港区、総戸数96戸)の竣工を発表した。

 東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩3分。建物は鉄筋コンクリート造地上23階地下1階建て。延床面積は約9,763平方メートル。間取りは1DK~3LDK。専有面積は約33~114平方メートル。

 日興パレス白金は1981年に竣工した分譲マンション(84戸)で、主に投資用として販売された。そのため、建替え決議時点では賃貸利用が半数以上を占め、外部に居住する区分所有者も多く、合意形成活動が難しい状況だった。合意形成にあたっては管理組合理事会が主体となって建替えの経済条件だけでなく、建物の状況と建替えの必要性を区分所有者に根気強く伝え、建替え決議が成立した。

 敷地入口には芦野石で仕上げた風格のあるゲートを配置。住棟は、23建ての免震構造のタワーレジデンスで、比較的コンパクトな平面形状のため、ワンフロア当たりの住戸数が3~6戸と少なく、窓が広くとれる開放感のある住戸計画とした。

 共用施設は2層吹抜けのエントランスラウンジと、エントランスラウンジから大階段を上った先に居心地にこだわったライブラリーホールとラウンジホールを計画。また、災害用ベンダーや各住戸専用の防災倉庫を設けるなど、災害時の備えにも配慮した計画とした。

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