不動産ニュース / 開発・分譲

2023/10/11

NTTUD、社員間交流を生むオフィス新ブランド

新ブランドのロゴ

 NTT都市開発(株)は11日、新たなオフィスブランド「owns(オウンズ)」の立ち上げを発表した。

 社員間での多様なコミュニケーションを重視し、「集まることの価値」に着目。オフィス内における一人ひとりの価値観やシチュエーションに応じた柔軟な働き方を尊重しつつ、社員間のより深い交流促進を目指す。

 ownsでは、「5つの強み」を提案。具体的には(1)熱量もリラックスも一堂に会する、集いたくなる空間、(2)プライベート空間を出た先に広がる、多様な居場所、(3)より親睦が深められる飲食スペース、(4)規模やタイミングに合わせて柔軟に入居、拡張できる働く場、(5)心ゆたかに働くための、未来につながるサステナブルな環境。

 (1)では、各フロアに専用テラスを設置し、屋外でのデスクを囲んだ議論やカジュアルな相談など、用途に合わせて使用できる。また一部の階には社員間交流を誘発するデザインを採用したセットアップフロアも用意する。(3)については、共用キッチン付きの屋上テラスなどを整備することで、密度の濃いコミュニケーションを提案する。(5)では、シリーズすべての物件で「ZEB Ready」の認証を取得する。

 初弾の「owns平河町」(東京都千代田区)は、東京メトロ「麹町」駅・「永田町」駅徒歩4分。鉄骨造地上12階建て、延床面積は1,941平方メートル。基準階床面積は約160平方メートル。2024年10月頃の開業を計画している。このほかにも「日本橋」(東京都中央区)、「新橋」(東京都港区)、「八丁堀」(東京都中央区)の開発が決定。いずれも24~25年春の開業予定。

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