不動産ニュース / 開発・分譲

2023/11/15

兵庫・尼崎の物流施設が竣工/日本GLP

「GLP 尼崎Ⅳ」外観

 日本GLP(株)は14日、BTS型物流施設「GLP 尼崎Ⅳ」(兵庫県尼崎市)が竣工したと発表した。

 阪神高速3号神戸線「尼崎西」ICから約700m、阪神高速5号湾岸線「尼崎末広」ICから約1.7kmに位置。敷地面積1万4,196平方メートル。建物は耐震鉄筋コンクリート・鉄骨造地上4階建て。延床面積は約2万8,842平方メートル。リピーター顧客である(株)関通が、専用施設として1棟全体を利用する。

 外観は白色を基調に明るく清潔感のあるデザインを採用。エントランス付近には、木や緑などの自然の要素と自然光を取り入れ、明るい印象の空間に仕上げた。大型シーリングファンを備えたほか、他施設で働く従業員も利用できる厨房付きレストランを設ける。

 地震対策として耐震性能の高いブレース材を採用。浸水や液状化対策を講じている。全館LEDで、緑化エリアを整備するなど、環境にも配慮。今後は、自家消費型の太陽光発電の設置を検討しており、CASBEE(新築)認証も取得する予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。