不動産ニュース / リフォーム

2023/12/1

東京・西麻布の築34年の住戸をリノベ

3階住戸のLDK。39.2畳という広い空間を創出している

 明豊エンタープライズグループの(株)明豊プロパティーズは、4日から「西麻布ヒルズ」(東京都港区)内の住戸(2戸)のリーシングを開始する。

 同物件は、東京メトロ日比谷線「六本木」駅から徒歩9分、同「広尾」駅から徒歩13分などと交通利便性が高く、周囲には住宅が立ち並ぶ閑静な住宅地に立地する。鉄筋コンクリート造地上3階建てで、1989年築。1階は店舗で、2~3階には従前の所有者が居住していたが、オーナーチェンジに伴い、オーナーが同社に物件の再生について相談。グループ企業の建設会社である(株)協栄組(東京都世田谷区、代表取締役社長:五十嵐一洋氏)、商業空間デザイン等を手掛ける(株)エイジ(東京都渋谷区、代表者:佐藤一郎氏)でプロジェクトチームを組み、フルリノベーションを行なった。

 1フロア1住戸で、専有面積は2階が163.5平方メートル、3階が153.2平方メートル。間取りはどちらも2LDK。2階は41.7畳、3階は39.2畳という広いLDKを確保し、立地特性を踏まえ、PPを分離し、SOHO使いもできる間取りとした。2階はウォールナット、3階はオークの6mmの無垢材を合板に貼ったものと大理石調のタイルを床材に使用し、雰囲気づくりに役立てている。窓のサッシはそのままに塗装等をして活用、一部窓にはインナーサッシを設置し、結露の発生などに備えている。
 3階住戸は、屋上のルーフテラスの利用もできるようにした。

 外壁はタイルの状況を確認し、一部張り直しを実施。また、共用玄関には新たにセキュリティ設備を導入したほか、モニター付きインターフォン、宅配ボックスなどを新設している。総事業費は約1億1,000万円。

 募集賃料は2階が120万円、3階が135万円(共益費・税金込み)。場所柄テレビ局に勤務する人やベンチャー企業経営者、外国人などを想定しているという。

2階住戸のLDK。天井高は、一番高いところで286mm
3階住戸入居者が利用できるルーフテラス。正面の高い建物は六本木ヒルズ

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「『住まいの資産価値向上意識』を高めたい!」を更新しました。住まいを長持ちさせるためには大切な「外壁塗装」。しかし、家の中の手入れやリフォームと比較し、外壁のメンテナンスがおろそかになるユーザーは少なくありません。今回は住まいの資産価値向上に対するユーザーの意識を高めるため、省エネ性や快適性に寄与する「性能向上リフォーム(内窓施工)」と外壁塗装を組み合わせた提案を開始した、創建ペイントの取り組みを紹介します。