
東急不動産(株)は4日、タイ・バンコクにおいてホテルやオフィスで構成される複合開発事業に参画すると発表した。同社のタイにおける事業参画の10物件目。
同事業は、タイ大手上場不動産ディベロッパーであるOrigin Property Public Company Limitedと、その100%子会社のOne Origin Company Limitedが開発を進めているプロジェクト。東急不動産の現地子会社であるTLTH Co.LTDを通じて参画する。
開発地は、タイ・バンコク市内の主要鉄道交通機関であるバンコクスカイトレインの「ウドムスク」駅から徒歩3分、駅直結歩行者デッキを降りてすぐの場所。「ウドムスク」駅周辺を含むバンナーエリアはMICE需要が旺盛で、商業施設やオフィス開発が積極的に推進されている。
敷地面積約4,400平方メートル。鉄筋コンクリート造地上39階建て。ホテルとサービスアパートメントの部分はアコーホテルのグランドメルキュールブランド(客室数337室)となる予定。オフィスは約6,000平方メートルのAクラスビルとする。
着工は2024年7月、竣工は26年11月の予定。