(株)コスモスイニシアは6日、ベトナムでの分譲住宅事業参入を発表した。
同社は1974年の創業以来、国内、特に首都圏を中心に住宅供給を行なってきた。今回、分譲住宅開発事業の拡大を目指し、生産年齢人口の割合が高く今後の住宅ニーズが期待できることや、GDP成長率も高いことを背景にベトナム・ホーチミン市および周辺エリアで分譲住宅開発事業を展開していくことを決めた。現地ディベロッパーのTT Capital Investment Joint Stock Companyと、日本発祥の不動産会社を目指して2020年に発足したKoterasu Partners Pte.Ltdと戦略的パートナーシップを締結した。
初弾物件はホーチミン近郊のビンズオン省ディーアン市で取得。敷地面積1.6haの総戸数約2,000戸におよぶマンションで、ユニットタイプは1LDK~3LDK。24年第2四半期に着工し、同年第3四半期に発売する予定。