平松建築(株)は14日、「自宅の防犯意識と対策」についての調査結果を発表した。持ち家の一戸建て住宅に居住中の30~70歳の男女1,000人を対象に調査を実施。調査日は12月6日。
自身や家族が空き巣や泥棒、強盗などの被害に遭ったことがあるかを聞いたところ、80.8%は「ない」との回答だったが、その一方で「ある」が14.1%、「未遂はある」が5.1%に。
自宅の防犯対策ができているかの問いでは、「あまりできていない」(46.8%)と半分弱を占め、「しっかりできている」はわずか5.7%、「どちらかといえばできている」が36.9%、「まったくできていない」が10.6%だった。
自宅の防犯対策ができていない理由については、「費用がかかる」(43.6%)、「何をすればよいか分からない」(42.3%)、「面倒くさい」(17.9%)がトップ3。また、自宅の防犯対策ができていると回答した426人、できていないと回答した574人にそれぞれに、どのような防犯対策をしているかを尋ねたところ、トップは「自宅にいる時も玄関を施錠」で、できているとの回答者では78.9%、できていないとの回答者では58.0%を占めた。2位は、できているとの回答者では「玄関のかぎが二重」(54.7%)、できていないとの回答者では「モニター付きインターフォンの活用・設置」(30.0%)だった。