不動産ニュース / その他

2023/12/18

メンテ主任者試験、1ヵ月強で申込者1万人を突破

 (公財)日本賃貸住宅管理協会は15日、記者懇親会を開催。11月6日から申し込みを開始した「賃貸住宅メンテナンス主任者認定制度」の受験申込者数が1万人を突破したと発表した。

 同制度は、オーナーや入居者から賃貸住宅の建物や設備の維持・保全に関する問い合わせを受けた際、初診判断(一次対応)ができる基本的で幅広い知識と技能を有し、建物の維持・保全における提案力を持つ人材を育成するもの。
 受験申し込み後、5~10日ほどでテキスト(B5サイズ・全362ページ)が送付され、全10編・計640分の講習動画を視聴することが可能に。その後、IBT(Internet Based Testing)方式による試験を受ける。

 12月15日までの受験申込者数は1万583人、合格者は5,586人。2022年12月から23年1月に行なった「賃貸住宅メンテナンス主任者研修」の受講者で移行完了手続きを終えた者も合格者とみなされ、有資格者は合計で5,778人となった。受験者の属性は、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者の有資格者が上位を占める。

 スマートフォンやタブレットなど、多様なデバイスで受験できる。不合格の場合でも、試験期間(決済終了後より90日間)は合格するまで何度でも受験することが可能。合格者特典として、テキストの内容に関する質問に回答するLINEの「AIメンテナンス」サービスが付与される。

この記事の用語

賃貸不動産経営管理士

賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を有することを証する資格。(一社)賃貸不動産経営管理士協議会が実施する試験に合格し、登録することによって認定される。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。