三菱地所(株)は18日、“気候テック”に特化したイノベーション拠点「(仮称)Japan Climate Tech Lab」(東京都千代田区)の開設を発表した。開業は、2024年の秋。
気候テックとは、気候変動や地球温暖化、その主要因である温室効果ガス対策に焦点を当てた技術の呼称。対象領域は不動産、エネルギー、モビリティ等多岐にわたる。同拠点は、気候変動に向き合うプレイヤーや、最先端の気候テックを集積し、分野や企業の枠を超えたシナジーを創出する場として開設する。
東京メトロ東西線「大手町」駅直結の 「新大手町ビル」内に開設。面積は約1,800平方メートル。交流を促すラウンジやカフェ、キッチン等で構成。有識者によるセミナー等を実施するイベントスペースの他、活動拠点となるサービスオフィス(41室・定員2~40人)も備える予定。気候テックに取り組むスタートアップの成長支援や、気候変動とその対策に関するリカレントプログラムの実施等、ソフトサービスも展開する。