三菱地所(株)は9日、フレキシブルリビング事業の拡大を目指し、新設グループ会社であるBlueground Japan(株)を通じて、米国Blueground Holdings Ltd.(以下、「Blueground社」)と日本国内における独占的ライセンス契約を締結したと発表。契約締結日は2023年12月11日。
三菱地所は、19年にCo-Living運営事業会社のHmlet Pte.Ltd.(現・Habit Pte. Ltd)と合弁会社Hmlet Japan(株)を設立。1ヵ月以上12ヵ月以下の中長期滞在者向けにCo-Living事業を展開しており、23年12月時点で38拠点767室を運営するに至っている。家具付き&中長期滞在の住まい方が今後の日本国内でも根付き広がっていくと同社では考え、今回世界17ヵ国、32都市で1万5,000室以上の客室を展開しているBlueground社と日本国内における独占的なライセンス契約を締結した。
Hmletブランド、Bluegroundブランドの2つのブランドを効率的に運営することを目的に、三菱地所の子会社としてFL Japan Holdeingsを設立しており、既存のHmlet Japan、新会社であるBlueground Japanの100%株式は、FL Japan Holdings社が保有する。
今後はグループ3社で相互に連携し、30年には1万室以上の客室を日本全国で展開する計画。