不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/1/10

23区オフィス空室率、3.41%と前月比低下

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は10日、2023年12月のオフィス空室マンスリーレポートを発表した。調査対象は、東京23区内にある延床面積300坪以上のオフィスビル。

 東京23区のオフィス空室率は3.41%(前月比0.08ポイント低下)、賃貸面積のうちの募集面積の割合を示す募集面積率は5.02%(同0.02ポイント上昇)となった。

 エリア別の空室率は、都心5区は3.25%(同0.07ポイント低下)、周辺18区が3.92%(同0.09ポイント低下)。募集面積率は、都心5区が4.83%(同0.02ポイント上昇)、周辺18区が5.62%(同0.05ポイント上昇)。

 都心5区の区別では、空室率が高い順に、中央区4.16%(同0.2ポイント低下)、港区4.26%(同0.05ポイント上昇)、新宿区2.80%(同0.02ポイント低下)、渋谷区2.16%(同0.01ポイント上昇)、千代田区1.96%(同0.18ポイント低下)。

 規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が3.55%(同0.03ポイント低下)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.23%(同0.14ポイント低下)。募集面積率は、大規模ビルが5.46%(同0.14ポイント上昇)、中小規模ビルが4.49%(同0.12ポイント低下)となった。

 空室面積は34万4,000坪(同9,000坪減)。空室増減量は、増加が3万4,000坪(同変動なし)、減少が4万3,000坪(同2,000坪減)と、減少が増加を上回った。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。