不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/1/17

24年オフィス供給量、大阪は過去10年で最大規模

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は17日、東京23区および大阪市の2024年オフィスビル新規供給量の予測を発表した。今年竣工する延床面積3,000坪以上で主な用途がオフィスであるビルが対象。

 東京23区の24年の新規供給量は11万8,000坪と、過去10年平均の17.0万坪を下回る見込み。24~27年の供給量は52.5万坪となる予定で、25年に最も供給量が増加。供給量の85%は都心5区(千代田区・中央区・港区・渋谷区・新宿区)に集中。中でも、港区は22万7,000坪と、全体の43%を占める。

 延床3,000坪以上1万坪未満の中規模物件の24~27年の年平均供給量は1万9,000坪と、過去10年平均(2万1,000坪)を下回る見込み。延床1万坪以上の大規模物件の24~27年までの年平均供給量(11万2,000坪)も、過去10年平均(14万9,000坪)を下回るとみられる。

 23年末オフィスストック(1,311万坪)に対する供給量(24~27年)の割合である新規供給率は、4.0%(年平均1.0%)程度を見込む。

 大阪市の24年の新規供給量は9万9,000坪と、過去10年で最大規模となる。24~27年の合計供給量は15万坪。年平均は3万8,000坪となり、過去10年平均の1.4万坪を上回る。新規供給率は、5.2%(年平均1.3%)程度を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。