(株)不動産経済研究所は20日、2024年1月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,112戸(前年同月比56.6%増)と大きく増加した。地域別では、東京23区389戸(同40.9%増)、東京都下198戸(同104.1%増)、神奈川県274戸(同67.1%増)、埼玉県48戸(同61.6%減)、千葉県203戸(同322.9%増)。特に千葉では前年同月の4倍超となった。
初月契約率は72.8%(同18.2ポイント上昇)となり、2ヵ月ぶりに7割台を回復した。
1戸当たりの平均成約価格は7,956万円(同22.2%上昇)となり、3ヵ月連続の上昇。1平方メートル単価は115万4,000円(同15.3%上昇)だった。
即日完売は、「ガーラ・レジデンス西新井パークサイド」3期(東京都足立区、3戸、平均1倍・最高1倍)など4物件15戸。月末時点の販売在庫数は5,921戸となり、前月末から366戸減少した。
2月の発売は1,500戸程度を見込む。