西日本鉄道(株)は21日、建て替え中の複合施設「(仮称)新福岡ビル」(福岡市中央区)の開業に合わせて、本社オフィスを移転すると発表した。
「(仮称)新福岡ビル」は、福岡市地下鉄空港線「天神」駅直結。敷地面積約8,600平方メートル。地下4階地上19階建て。延床面積約14万7,000平方メートル。ホテル、オフィス、商業施設等で構成する。同社のオフィスは、同ビルの9・10階部分。面積は約7,000平方メートルで、本社の全11部門、約700人が勤務する。
コンセプトは、「X Terminal(クロスターミナル)-“ときめき”が交差するオフィス-」。執務ゾーンはオープンなミーティングスペースをはじめ、上下階をつなぐ内部階段付近に従業員が自然と集まる交流スペースを配置。組織を越えた多様な情報やアイディアが行き交う場とする。10階の来客ゾーンは外部とのコラボレーションを創出するイベント等で活用する。ABWを導入し、従業員が働きやすい環境を構築する。
移転は開業に合わせて2025年春の予定。