不動産ニュース / 開発・分譲

2024/2/29

九州で初の物流施設が竣工/関電不

「KRD-Logistics福岡小郡」外観

 関電不動産開発(株)は29日、九州では初となる物流施設「KRD-Logistics福岡小郡」(福岡県小郡市)が竣工したと発表した。

 大分自動車道「筑後小郡」ICに隣接、「鳥栖ジャンクション」から約5kmに位置する。敷地面積1万4,932.99平方メートル。鉄骨造地上3階建て、延床面積2万5,697.90平方メートル。

 梁下有効天井高5.5m以上。1階トラックバースは柱スパン11mを確保。荷物用エレベーター2基、垂直搬送機4基を実装し、増設も可能とした。倉庫内空調用や将来マテリアルハンドリング用の予備電力容量も確保する。全館LED照明で、人感センサーや節水型衛生器具を採用し、省エネに配慮。太陽光発電パネルを設置し、EV充電器を装備する。BELS評価最高ランクの星5や同社初となる「Nearly ZEB」認証を取得している。

 同社は現在、同施設含め8施設を保有・運用しており、新たな3施設の開発に取り組んでいる。今後も九州を含めた高い需要が見込まれるエリアへの積極的な投資を通じて、物流事業の成長拡大を継続的に図る。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。