不動産ニュース / 開発・分譲

2024/3/1

三井不と大阪ガス、共同事業の物流施設が竣工

「MFLP・OGUD大阪酉島」外観

 三井不動産(株)と大阪ガス都市開発(株)は1日、物流施設「MFLP・OGUD大阪酉島」(大阪市此花区)が2月29日に竣工したと発表した。大阪ガス都市開発としては初の物流施設で、三井不動産としては初となる関西圏での共同事業。

 「大阪」駅から7km、阪神高速5号湾岸線「湾岸舞洲」出入口から約3.9kmの大阪ガス(株)所有地に位置。大阪シティバス「常吉一丁目」バス停からも徒歩6分と通勤利便性にも優れている。敷地面積2万6,829.11平方メートル。鉄骨造地上4階建て、延床面積5万9,418.06平方メートル。

 72時間対応の非常用発電設備やガスヒートポンプによる非常時のエネルギー供給、災害時に館内の従業員に配布できる3日分の備蓄品確保など、BCP(事業継続計画)に対応。4階の東西計2ヵ所にはWi-Fi付き休憩ラウンジを設けたほか、24時間営業の無人コンビニも導入するなど働きやすさも考慮した。

 屋上には約65万kWhを発電する太陽光パネルを設置。共用部と専有部の屋内照明はLED化した。また、「RE100」対応のグリーン電力等脱炭素支援メニューを提供する。これらの取り組みにより、「CASBEE大阪みらい」「ZEB」認証を取得。さらに「DBJ Green Building」の認証取得を予定している。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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