三井不動産(株)は14日、「三井アウトレットパーク 木更津」(千葉県木更津市)の第4期開発計画を、4月に着工すると発表した。
東京湾アクアライン「木更津金田」ICから約1kmに位置。鉄骨造、一部木造地上1階建て、敷地面積は約21万5,000平方メートル、延床面積が約7万5,200平方メートル。2012年の第1期開業以来2度の増床を経て、関東圏全域や海外から幅広い客層が来場している。
第4期開発計画は、約30店舗が出店し、店舗面積約8,200平方メートル。施設全体で約330店舗となり、国内最多店舗数のアウトレットモールとなる。同時に既存エリアのリニューアルも実施し、施設全体でラグジュアリーゾーンの拡大や国内外の有力ブランドの誘致を図る。また、人気ブランドの店舗面積拡大によるフラッグシップストア化にも対応する。
共用部は、約700平方メートルの大屋根広場を新設。人工芝を敷設し、ファニチャーを配置するなど、休憩スペースを拡充。緑豊かな環境整備を行ない、居心地の良い空間を創出する。
また、太陽光発電設備の設置や省エネアイテムを導入するなど、CO2排出量の削減を図り、ESG課題の解決に取り組んでいく。
開業は25年夏の予定。