NTT都市開発(株)は22日、同社が代表構成員を務め、NTTアーバンバリューサポート(株)、(株)NTTファシリティーズを構成員とするグループ「難波宮跡公園『みんなのにわ』プロジェクト」が、難波宮跡公園北部ブロックの整備に着手したと発表した。
同事業は、大阪市初のPark-PFI事業。同社グループは2023年4月に公募認定を受け、“みんなのにわ なにわのみや”を事業コンセプトに、難波宮(飛鳥時代~奈良時代に存在した宮殿)の遺構を分かりやすく示した歴史公園として、また、来園者の利便性を高める都市公園としての整備に取り組んでいる。「難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業および難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業」の一環。
事業面積は約2.3ha。前期・後期回廊の表示、後期内裏正殿(基壇部)の復元と、各歴史遺構の解説板の設置することで、来園者が歴史を感じられるような歴史公園に整備する。また、大阪城を臨む芝生広場、その芝生広場に面したカフェ・レストランなどの商業施設を建設。建物は地上1階建て、4棟で構成。建物規模は1,817.22平方メートル。
開業は25年4月の予定。