不動産ニュース / 開発・分譲

2024/3/28

愛知・小牧に初の物流施設/名鉄都市開発

「MCD-LOGI 小牧」外観イメージ

 名鉄都市開発(株)は27日、マルチテナント型物流施設「MCD-LOGI(エムシーディーロジ) 小牧」(愛知県小牧市)を4月1日に着工すると発表した。同社初の物流施設開発事業。

 建設地は、名鉄運輸(株)の支店跡地。名神高速・東名高速・名古屋高速道路「小牧」ICから約4.0km、名古屋高速道路「小牧南」ICから約2.4kmに位置。名古屋鉄道犬山線「岩倉」駅と同小牧線「小牧」駅を結ぶ路線バスの停留所から徒歩約1分。

 敷地面積約5万4,372.20平方メートル。建物は、鉄骨造地上4階建て、延床面積約2万3,771.63平方メートル。車両が3階へ直接乗り入れることができるスロープを設け、トラックバースを1、3階に設置することで、最大4テナントが入居可能。

 屋根には太陽光パネルを設置し、年間の1次エネルギー消費を正味ゼロとすることで、ZEB認証を取得予定。またBCP対策として、72時間対応の非常用発電機を導入するとともに、1階床高を想定浸水位の2倍の高さにした。従業員の休憩ラウンジも2ヵ所用意する。

 竣工は2025年春の予定。今後も、ディベロッパーとしてのノウハウを生かし、物流施設開発を積極的に行なっていく方針。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。