不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/10

熊本市に大規模物流施設/西鉄他

完成イメージ

 西日本鉄道(株)、戸田建設(株)、東京建物(株)は9日、熊本市における物流施設開発に当たり、共同事業に関する基本合意書を締結した。

 熊本県では、半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の進出に伴い、今後さらなる企業進出が見込まれ、さらに半導体関連の部材、製造品などの貨物量増加も予測されている。また、熊本市が「半導体関連産業の集積に向けた産業用地整備方針」を策定していることから、3社は賃貸用物流施設の共同開発に取り組む。

 開発計画地は国道443号線沿いで、熊本市街地から約10km、九州自動車道「益城熊本空港」ICから約5.5km、「熊本」ICから約8kmと交通アクセスに優れている。また、県内の半導体関連工場の集積地である菊陽町、大津町、合志市に近接しているほか、周辺にも多くの物流施設が集積している。

 開発面積約3万2,770平方メートル、地上4階建て、延床面積は約7万2,614平方メートル。マルチテナント型で開発する。

 着工は2025年10月、竣工は27年3月を予定している。

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BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

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