リストデベロップメント(株)は11日、東京・神奈川の賃貸マンション3棟の信託受益権取得を発表した。
取得したのは「アーデンタワー新中野」(東京都中野区、総戸数57戸)、「アーデン町田」(東京都町田市、総戸数78戸)、「マーレ横浜白金」(横浜市南区、総戸数54戸)の3棟。いずれも空き住戸のリーシングなどのバリューアップを施した。
「新中野」は東京メトロ丸ノ内線「新中野」駅徒歩1分に立地する、2003年築の物件。土地面積は403.15平方メートル。建物は鉄骨鉄筋コンクリート造14階建てで、延床面積2,292.30平方メートル。賃料増額基調にある中野周辺の立地で、駅徒歩1分という利便性等を評価した。
「町田」はJR横浜線・小田急小田原線「町田」駅徒歩9分、07年8月築。土地面積は405.09平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造14階建て、延床面積2,173.81平方メートル。売却時の需要が見込める点や、利便性の高さと落ち着いた立地のバランスが良いことから取得した。
「横浜白金」は、京急本線「黄金町」駅徒歩3分、06年3月築。土地面積381.32平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造7階建て、延床面積は1,255.01平方メートル。売却時の需要が見込めることや、ノウハウを持つ創業地・横浜アドレスの物件であることで取得を判断した。