不動産ニュース / 仲介・管理

2024/4/12

アールシーコア、既存自社住宅を独自査定で流通

既存のBESS住宅のイメージ

 (株)アールシーコアは12日、「BESS」ブランドで供給している同社住宅に関する独自の流通システム「歳時住宅事業」の開始を発表した。

 同社はログハウスをはじめとした無垢の木の家づくりを積極的に進めており、はっきりとした特徴からユーザーの好みは分かれる傾向がある。同社の住宅を好むユーザーに既存住宅購入という新たな取得手段を提供する。経年による付加価値に着目した点が特徴で、BESSブランドで供給された既存住宅の経年価値を独自の査定基準で評価する。ログハウスをはじめとした同社住宅の経年による価値を評価することで、一般的な既存住宅市場とは異なる査定ができる点をアピールする。

 同社は創業39年で、引き渡し済みの住宅は約2万2,000棟。何らかの事情で自宅を手放すことになったユーザーに対して、「木の価値を理解してくれるユーザーに家を引き継ぐことができる」と提案していく。また、新築時にも手放すことを視野に入れた営業トークを展開できるのもメリットとなる。

 BESSの既存住宅を購入したユーザーに対しても、新築ユーザーと同様、お手入れ説明会や今後のメンテナンスサポートを行なっていく。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。