不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/24

福岡・天神の大型建替ビルPJ、名称決定

「(仮称)新福岡ビル」外観イメージ

 西日本鉄道(株)は19日、建て替え中の大型複合施設「(仮称)新福岡ビル」(福岡市中央区)の正式名称を、「ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)」(略称:ワンビル)に決定した。

 同施設は、「福ビル街区建替プロジェクト」として、福岡ビル跡、天神コアビル跡、天神第一名店ビル(天神ビブレ)跡を一体的に整備するもの。オフィス・商業施設・ホテル・カンファレンスで構成し、福岡市が推進する天神ビッグバン(天神エリアの大規模な再開発計画)に寄与していく。
 福岡市地下鉄空港線「天神」駅に直結。敷地面積約8,600平方メートル、延床面積約14万7,000平方メートル、地上19階地下4階建て。

 地下2~地上5階は新業態や旗艦店の商業施設が出店するほか、天神地区最大規模の食堂を開設する。6・7階は「スカイロビー」として、オフィスエントランス、ラウンジ、コワーキングスペース、カンファレンスホール「ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL(ワン・フクオカ・カンファレンス・ホール)」などを配置。8~17階はオフィス。18・19階のホテル「ONE FUKUOKA HOTEL(ワン・フクオカ・ホテル)」(客室数41室)は、外資系ワーカーなどをターゲットとし、ルーフトップバーなどを整備する。

 竣工は2024年末、開業は25年春の予定。

この記事の用語

再開発等促進区

市街地内のまとまった低・未利用地など相当程度の土地の区域であって、土地利用の円滑な転換を推進するため、良好な都市資産の形成に資するプロジェクトや良好な中高層の住宅市街地の開発整備を誘導するべく指定される区域。地区計画において都市計画決定される。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。