
西日本鉄道(株)は19日、建て替え中の大型複合施設「(仮称)新福岡ビル」(福岡市中央区)の正式名称を、「ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)」(略称:ワンビル)に決定した。
同施設は、「福ビル街区建替プロジェクト」として、福岡ビル跡、天神コアビル跡、天神第一名店ビル(天神ビブレ)跡を一体的に整備するもの。オフィス・商業施設・ホテル・カンファレンスで構成し、福岡市が推進する天神ビッグバン(天神エリアの大規模な再開発計画)に寄与していく。
福岡市地下鉄空港線「天神」駅に直結。敷地面積約8,600平方メートル、延床面積約14万7,000平方メートル、地上19階地下4階建て。
地下2~地上5階は新業態や旗艦店の商業施設が出店するほか、天神地区最大規模の食堂を開設する。6・7階は「スカイロビー」として、オフィスエントランス、ラウンジ、コワーキングスペース、カンファレンスホール「ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL(ワン・フクオカ・カンファレンス・ホール)」などを配置。8~17階はオフィス。18・19階のホテル「ONE FUKUOKA HOTEL(ワン・フクオカ・ホテル)」(客室数41室)は、外資系ワーカーなどをターゲットとし、ルーフトップバーなどを整備する。
竣工は2024年末、開業は25年春の予定。