不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/25

ベトナムで大規模分譲マンション竣工/タカラL

「THE MINATO RESIDENCE」外観

 (株)タカラレーベンは24日、ベトナムでの分譲マンションプロジェクト「THE MINATO RESIDENCE」(ハイフォン市、総戸数924 戸)が竣工したと発表した。

 同プロジェクトは、開発と建築を同社と(株)フジタが、管理を同社グループのレーベンコミュニティベトナム(有)が手掛ける。ベトナムの大規模マンションで、開発・建築・管理がすべて日系企業となるのは初。

 ハイフォン市は、ベトナム第3の人口を抱える港湾都市。同物件は、Lach Tray(ラックチャイ)川沿いの新市街地に位置する。宿泊施設や商業施設がそろい、多くの外国人が居住しているエリア。
 敷地面積1万2,760平方メートル。鉄筋コンクリート造地上26階建て。南棟と北棟の2棟で構成。専有面積は40~46平方メートル(1ベッドルームユニット)、66~88平方メートル(2ベッドルームユニット)、97~111平方メートル(3ベッドルームユニット)。

 共用施設は、南棟にジムやキッズルーム、北棟に屋外プールやキッズパークなどを用意。共用施設の利用者向けにヨガやズンバ教室などのウェルネスプログラムの運営も行なっていく。

 2019年6月より第1棟である南棟を販売し、第2棟となる北棟は現在も販売中。現地の実需のほか、20年には香港でのセールスイベントで即日完売するなど、収益物件としても注目されている。今回の竣工に伴い、順次引渡しを行なっていく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。