不動産ニュース / 開発・分譲

2024/4/30

北海道・北見で20年ぶりの分譲マンション

複合再開発プロジェクト「北見市中央大通沿道地区第一種市街地再開発事業」完成イメージ

 (株)フージャースコーポレーションは27日、分譲マンション「デュオヒルズ北見」(北海道北見市、総戸数94戸)のマンションギャラリーをオープンした。

 「北見市中央大通沿道地区第一種市街地再開発事業」における住宅部分。なお同プロジェクトは、アルファコート北見中央大通沿道地区開発(株)が事業主となり、JR「北見」駅周辺と北見赤十字病院周辺の2つの拠点をつなぐ中央大通沿いに、医療・緑景・住宅を一体的に整備するもの。総事業敷地面積1万1,724.60平方メートル。都市機能が集積した中心都市拠点を形成することで、北見市の中心市街地の活性化を目指す。

 老朽化した業務施設を複合化し、耐震化、不燃化、有効なオープンスペースを確保し、良好な市街地環境を形成するとともに、医療施設の「休日夜間急病センター」や「交流広場」、マンションを一体的に開発。住環境を創出し、まちなか居住を推進する。

 同物件は、JR石北本線「北見」駅徒歩5分。敷地面積1,673.85平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階建て。間取りは1LDK~4LDK。専有面積43.13~103.67平方メートル。北見市内では20年ぶりの分譲マンションプロジェクトとなる。
 24時間ゴミ出し可能なゴミ置場、来客用の駐車場兼EV車充電スペース、寒冷地対策としてロードヒーティングを採用するなど、暮らしやすさに配慮したプランニングとした。
 マンションギャラリーでは、コンセプトシアターや、建物模型、モデルルーム(103.67 平方メートル)などを展示する。

 販売開始は5月下旬の予定。販売戸数・販売価格は未定。竣工は2025年12月上旬、入居開始は同年同月下旬の予定。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。