不動産ニュース / 開発・分譲

2024/5/20

京都で滞在拠点をシェア利用する新提案/八清

「amu」外観

 (株)八清(京都市下京区、代表取締役:西村直己氏)は、築古ビルを再生した複合施設「amu」(京都市左京区)の入居者募集を開始した。

 京都市営地下鉄東西線「東山」駅徒歩約7分に立地。鉄骨造4階建て。面積は1階が39.37平方メートル、2~4階が各37.06平方メートル。

 同社がビンテージビルを取得し、飲食店、シェアキッチン等で構成する複合施設として再生した。1階は飲食店で、2024年9月にオープンする予定。2階はキッチンと6~8席のカウンターを備えたシェアスペース。日替わりでさまざまなテナントが営業するほか、イベントスペースとしても利用できる。

 3・4階と屋上では、新たな利用形態「セカンドハウスシェア」を提案する。「セカンドハウスシェア」とは、仕事で定期的な滞在が必要な人や、自宅を構える前の移住希望者などが拠点をシェア利用するもので、入居者同士で管理・利用する自律分散型のシステムを採用している。15畳のLDKや水回り、寝室、シングルベッド2台を用意し、3フロアで1組が利用できる。
 同社では今後もホテル・民泊への宿泊や、自宅を構えるでもない新しい滞在方法として提案していく。

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シェアハウス

複数の居住者・家族が一定の生活空間を共用する住宅をいう。一般に、台所、浴室、居間などを共用し、居住者同士のコミュニケーションが生まれることとなる。賃貸住宅として供給されているが、居住スタイルの選択肢の拡大に応える住宅形態のひとつである。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。