NTT都市開発(株)は28日、ロンドンでの住宅開発事業「Brent Cross Town Plot15」への参画を発表した。同社のロンドンにおける住宅事業参画の第2号案件。
同事業は、現地で不動産開発を手掛けるRelated Argentグループ(以下、「RA社」)とバーネット区が主導する、約73haに住宅約6,700戸、商業約50区画、オフィス約27万8,000平方メートルを再開発する事業「Brent Cross Town(ブレントクロスタウン)」における先行開発区画の一部。2023年12月に開業した「ブレントクロス・ウェスト」駅徒歩4分に立地。地上10階建て、13階建て、14階建ての建物計3棟(住戸数226戸)を開発する。用途は賃貸住宅、一部商業。貸付面積は、住宅が約1万6,000平方メートル、商業が約600平方メートル。
住戸の間取りはワンルーム~3LDK。ロンドン中心部へ通勤・通学する単身世帯から家族世帯までをターゲットにする。近隣マンションとは共用部を相互に利用可能とし、入居者にはプールやラウンジ、ジム、シネマルームなどを提供する。住宅棟の1階にはリテールテナントを誘致する。
「Brent Cross Town Plot15」は、NTT都市開発の英国現地法人であるNTT UD Europe Limitedを通じ、RA社と共同で推進する。着工は24年度下期、竣工は27年度を予定。