不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/5/28

首都圏の新築戸建て平均価格は前月比横ばい

  不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2024年4月の首都圏新築戸建ておよび中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。同社の不動産情報サイトで消費者向けに登録・公開された物件の1戸当たりの売り希望価格を、東京23区、東京都下、神奈川県横浜市・川崎市、神奈川県他、埼玉県さいたま市、埼玉県他、千葉県西部、千葉県他の首都圏8エリアで集計した。

 新築戸建ての平均価格は4,541万円(前月比変動なし)と、横ばいだった。エリア別では、東京23区6,866万円(同0.3%下落)、東京都下4,713万円(同0.8%上昇)、横浜市・川崎市5,238万円(同0.4%上昇)、神奈川県他4,062万円(同0.6%上昇)、さいたま市4,395万円(同1.0%上昇)、埼玉県他3,663万円(同0.3%上昇)、千葉県西部4,182万円(同1.0%上昇)、千葉県他3,216万円(同0.8%上昇)となった。 

 前月比では東京23区を除く7エリアで上昇するも、前年同月比では、神奈川県他を除く7エリアで下回った。神奈川県他は2ヵ月連続で17年1月以降最高額を更新している。

 中古(既存)マンションの平均価格は3,872万円(同0.2%下落)と、2ヵ月連続で下落した。エリア別では、東京23区5,214万円(同0.3%上昇)、東京都下3,206万円(同変動なし)、横浜市・川崎市3,389万円(同0.7%上昇)、神奈川県他2,641万円(同0.5%上昇)、さいたま市3,338万円(同0.4%下落)、埼玉県他2,479万円(同1.1%下落)、千葉県西部2,788万円(同0.6%下落)、千葉県他2,077万円(同0.9%上昇)となった。

 東京23区、神奈川県他の2エリアで17年1月以降最高額を更新。東京23区の最高額更新は9ヵ月連続となっている。

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