不動産ニュース / ハウジング

2024/6/4

千葉・市原の公園内にコミュニティ施設/大和ハ

「ちはら台 TENT」外観

 大和ハウス工業(株)は、コミュニティ施設「ちはら台TENT(テント)」(千葉県市原市)を、7日にオープンする。

 同社は、市原市が公園の魅力向上を目的に公募した「ちはら台公園内施設設置等事業」に採択され、公民連携の事業としてコミュニティ施設を建設した。

 京成電鉄千原線「ちはら台」駅徒歩約10分。多目的スポーツ広場やテニスコート、ピクニック広場などを備えた約7万7,000平方メートルの都市公園「ちはら台公園」内に位置する。敷地面積718.6平方メートル。木造平屋建て、延床面積229.76平方メートル。

 施設内には、飲食や休憩ができるコミュニティスぺースやキッズスペースなどの「地域交流促進施設」と、ヨガやダンスなどができる「健康増進施設」を設けた。「地域交流促進施設」には、地域で人気のカフェや物販、地元の食材を使用した飲食店などが出店。「健康増進施設」には、さまざまなシェアスクールを設け、地域の事業者に時間貸しスペースとして提供する。

 アウトドア用のテントやテーブル、椅子をそろえており、飲食物等の購入者への貸し出しも行なっていく。災害時には物資や設備の提供のほか、炊き出しなどもする予定。

 今後は、同施設を拠点に、コミュニティ形成の核となる活動や地域の人々に向けたイベントを企画・実施し、新たな交流やにぎわいを創出する。

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