相鉄不動産(株)は20日、住宅事業にDX技術を活用した2つの新サービスを導入すると発表した。
同社グループは、長期ビジョンや中期経営計画に基づき、DX・ICTの推進に取り組んでいる。分譲マンション「Gracia(グレーシア)」、分譲一戸建て「Gracia Life(グレーシアライフ)」、賃貸マンション「KNOCKS(ノックス)」などでDXツールを順次導入し、顧客の利便性・快適性の向上を図る。
導入するサービスは、「SOTETSU すまいNAVI(ナビ)」と次世代不動産取引のDXエンゲージメントプラットフォーム「Musubell(ムスベル)」。
「SOTETSUすまいNAVI」は、契約から引き渡し、入居以降も必要な情報などを、スマートフォンアプリで一括管理することができるサービス。取扱説明書や共用施設の予約、メンテナンス等のお知らせ、AIを活用した顧客からの質問の回答などにも対応する。6月22日より賃貸マンションで導入を開始した。
「Musubell」は、(株)デジタルガレージが提供するサービス。紙ベースだった契約書を自動生成し、オンラインで契約できるサービス。顧客にとっては、印紙代が不要となり、スマートフォンで契約書を確認できるため、利便性が向上する。5月より分譲マンションで導入を開始した。