不動産ニュース / その他

2024/6/24

サンゲツ、東京・千代田区の新拠点に新たなワークスペース

日比谷公園が一望できる「プリズムテラス」。来客対応、ミーティング、ワークスペースと多用途に活用できる
“プリズム”のような空間ををイメージし、動線は角度をつけることで、自然なコミュニケーション創出を促している

 (株)サンゲツ(名古屋市西区、代表取締役 社長執行役員:近藤康正氏)は21日、東京の新たな拠点として設けたオフィス「 PARCs Sangetsu Group Creative Hub」(東京都千代田区、以下「PARCs」)をマスコミに公開した。

 同社は東京支社、品川ショールーム(いずれも東京都品川区)の2ヵ所の拠点を構えていた。このほど新たに日比谷パークフロントの12・13階に、商品デザインや空間デザイン、スペースクリエーション提案、営業機能などを集約した新拠点として「PARCs」を設置した。3月4日より稼働している。

 「touch the prism」をコンセプトに多様なエリアを創出。日比谷公園側には「プリズムテラス」と名付けたオープンラウンジを設置。日比谷公園の緑を借景に、社外とのミーティング、ワークエリア、イベントスペースなど多用途に利用できる空間を用意。カフェでは、ウェルネスに配慮したメニューやドリンクを安価に提供している。
 開設に合わせ、ABWを導入し、フリーアドレス、 グループアドレスを採用。 昇降デスクやモニタを席に用意するとともに、ファミレス席と呼ばれるボックス席や大型モニタを用意したミーティングに適したスペースなど、多様なワークスペースを用意した。

 偶発的なコミュニケーション創出を目指し、通路を整形とせず、あえてジグザグに角度をつけるとともに、人だまりとなるような多様なエリアをランダムに配置。さらに12階と13階をつなぐ内階段を設け、会話やアイディアが生まれる機会を増やす環境を整備した。
 ナチュラルな緑も多数配置し、「ヨリキ(寄木)」と名付けたスペースには、ポリエステル繊維をリサイクルして生まれた土を使用した植栽を施している。
 さまざまなデザイン・テイストで仕立てられた応接・ミーティングルームの部屋名は、同社で販売している商品の型番を冠したものとしている。

 なお、「PARCs」の名称の由来は、「Parade of Cs」。「Connect」「Collaboration」などさまざまな「C」がまるで「Parade」のように集うことで、新たな価値創造の場となるようとの思いが込められている。

内階段を新設。壁には、「Challenge」「Creativity」「Connect」など、さまざまな「C」が描かれている
随所にナチュラルなグリーンを配置。「ヨリキ」エリアには同社のカーテン生地をアップサイクルした植栽も

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