
ダイビル(株)は28日、インドのオフィスビル開発事業「Atrium Place プロジェクト」(グルグラム市)に参画したと発表した。インドでの同社事業は初。
開発地は、デリー近郊・グルグラム市の業務中心地区に位置する。11.76エーカーの土地に、貸床面積が約300万平方フィートのA+グレードのオフィス棟4棟と駐車場棟1棟を建設する。
同社は、不動産投資・開発・管理運営のグローバル企業のHinesが、グジャラート国際金融テックシティーに設立したファンドを通じ総額約1億2,300万5,000米ドルを出資する契約を締結。同プロジェクトの一部持分を取得した。
竣工は2025 年の予定。
同社グループは、中長期経営計画で海外事業戦略を事業の柱の一つに位置付け、成長地域等への投資を重点施策に掲げており、今後もインドへの投資を積極的に行なっていく計画。今回の参画により、同社の海外不動産は世界4ヵ国・計7件となった。