不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/7/3

6月の景気DI、不動産業は改善/TDB

 (株)帝国データバンクは3日、2024年6月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。有効回答数は1万1,068社。

 同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は、43.3(前月比0.2ポイント減)と、3ヵ月連続で悪化した。国内景気は円安に伴うコスト負担の高まりや個人消費の落ち込みにより改善が進まなかった。

 10業界中6業界でDIが悪化したが、「不動産」は48.0(同0.3ポイント増)と改善した。「商店街の人手の多さもさることながら、実際に商品を購入する人も以前より多いと感じる」(不動産管理)や「住宅価格が高騰し、賃金とのギャップが埋まらない」(建物売買)といったコメントが見られた。

 同社は今後の国内景気について、日本銀行の追加利上げや人手不足の継続などマイナス要因も多く、横ばい傾向で推移すると予測している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年10月号
売買仲介を効率化するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/9/5

「月刊不動産流通2024年10月号」発売中!

月刊不動産流通2024年10月号」が発売となりました。
特集は、「売買仲介を効率化! オンライン活用」です。賃貸取引ではかなり定着したともいえる電子契約やIT重説。売買仲介においては、どの程度普及しているのでしょうか。売買仲介の営業活動や取引におけるオンラインの活用方法について取材しました。有効活用のポイントや、アナログとの使い分け方、メリット・デメリットは…?