オリックス不動産(株)は18日、マルチテナント型物流施設「(仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター」(愛知県一宮市)の開発に着手した。
名神高速道路「一宮」ICから約6km、2021年3月に開通した東海北陸自動車道「一宮稲沢北」ICから約0.2kmに立地。名古屋鉄道尾西線「苅安賀」駅から徒歩約10分と通勤利便性も高い。
敷地面積は約3万2,085平方メートル。建物は耐震構造採用の鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階建て。延床面積は約7万6,539平方メートル。
最小約1,300坪の区画からの利用が可能。各階へ直接アクセスできるスロープを設けたランプウェイ方式を採用し、各階に最大42台、合計168台の大型車の同時接車を可能とする。
屋上には太陽光発電設備を設置。天候の影響や夜間などの発電量が不足する場合にもオリックス(株)によるトラッキング付きの電力を供給することで、入居テナント企業は100%再生可能エネルギー由来の電力を利用できるなど、環境面に配慮した。施設内には従業員が昼食や休憩など際に利用可能なカフェテリアを2ヵ所を設ける。
竣工は26年4月30日の予定。