不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/7/25

首都圏の新築戸建て平均価格は2ヵ月連続上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2024年6月の首都圏新築戸建ておよび中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。同社の不動産情報サイトで消費者向けに登録・公開された物件の1戸当たりの売り希望価格を、東京23区、東京都下、神奈川県横浜市・川崎市、神奈川県他、埼玉県さいたま市、埼玉県他、千葉県西部、千葉県他の首都圏8エリアで集計した。

 新築戸建ての平均価格は4,553万円(前月比0.1%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。エリア別では、東京23区6,893万円(同0.9%上昇)、東京都下4,765万円(同変動なし)、横浜市・川崎市5,236万円(同変動なし)、神奈川県他4,058万円(同0.4%下落)、さいたま市4,333万円(同0.5%下落)、埼玉県他3,653万円(同0.2%下落)、千葉県西部4,206万円(同0.9%上昇)、千葉県他3,188万円(同0.2%下落)となった。 

 エリア別では、東京都下が横ばいとなった他、横浜市・川崎市は2ヵ月連続で横ばいとなっており、全体的に小幅な動きとなっている。また、最も長く前年同月割れが続いていた東京23区は、10ヵ月ぶりに前年同月を上回った。

 中古(既存)マンションの平均価格は3,894万円(同0.6%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。エリア別では、東京23区5,330万円(同1.4%上昇)、東京都下3,198万円(同0.9%下落)、横浜市・川崎市3,411万円(同0.6%上昇)、神奈川県他2,642万円(同0.5%下落)、さいたま市3,293万円(同0.7%上昇)、埼玉県他2,470万円(同変動なし)、千葉県西部2,815万円(同0.7%上昇)、千葉県他2,063万円(同0.2%上昇)となった。

 東京23区、横浜市・川崎市の2エリアは17年1月以降最高額を更新。また、東京23区の最高額更新は11ヵ月連続となっている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆