不動産ニュース / 開発・分譲

2024/8/8

NTTUD、西宮で自社初の「ZEH-M Ready」

「ウエリス西宮甲東園」外観完成予想CG

 NTT都市開発(株)と東京建物(株)は8日、分譲マンション「ウエリス西宮甲東園」(兵庫県西宮市、総戸数177戸)が着工したと発表した。

 阪急今津線「甲東園」駅徒歩3分に位置。敷地面積7,605.56平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上6階建て、延床面積1万4,964.68平方メートル。住戸の間取りは1LDK+S~4LDK、専有面積55.61~119.05平方メートル。

 住棟は、低層5階建て(一部6階建て)の4棟構成。敷地面積のスケールメリットを生かし、パーティルームやゲストルーム、映画鑑賞や楽器演奏が可能な防音設備を備えたマルチスタジオ(シアタールーム)、バイクなどのメンテナンススペース、洗車ができる洗車スペースなど、多様な共用施設を用意する。また、敷地内には約920平方メートルの提供公園を整備し、公共空間とするほか、災害時の避難場所として活用する。

 Low-E複層ガラスや断熱材、エネファームtypeSの採用により断熱性向上と省エネを実現し、太陽光発電や蓄電システムで創エネを可能にすることで、一次エネルギー消費量を50%以上削減。BELSの5つ星を獲得するとともに、NTT都市開発として初となる「ZEH-M Ready」認証を取得した。

 レジリエンスへの対応として、耐震性のある受水槽を採用し、断水時において1日3Lの水を確保。太陽光発電と蓄電システムで停電時に備える。さらに、防災備品としてガスボンベと3日分の食料を保管する。

 31日にモデルルームをオープン。竣工は2025年12月下旬、入居は26年2月下旬の予定。

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