日本ビルファンド投資法人(NBF)は15日、2024年6月期決算を発表した。
当期(24年1月1日~6月30日)は、営業収益502億5,400万円(前期比6.1%増)、営業利益246億4,300万円(同18.7%増)、経常利益233億4,500万円(同19.6%増)、当期純利益233億4,400万円(同19.6%増)。1口当たり分配金は1万3,082円(同1,582円増)となった。
期中は、「豊洲ベイサイドクロスタワー」(東京都江東区)を追加取得(取得価格:438億円)。「グラントウキョウサウスタワー」(東京都千代田区)の区分所有権の一部(譲渡価格:412億円)、および「パナソニック東京汐留ビル」(東京都港区)の譲渡(同:67億円)を行なった。期末時点の保有物件は68件、取得価格累計は1兆4,667億円、総賃貸可能面積は120万9,996平方メートル。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は97.8%。
次期(24年12月期)は、営業収益505億6,800万円、営業利益235億9,900万円、経常利益220億8,400万円、当期純利益220億8,400万円。なお、10月1日を効力発生日として、投資口1口につき5口の割合で投資口の分割を行なうことが決定しており、分割後の1口当たり分配金は2,400円を見込む。