日鉄興和不動産(株)とSustainable Food Asia(株)(SFA)、(独)都市再生機構は10日、食領域のスタートアップ企業の活動拠点「Sustainable Food Lab(サステナブル・フード・ラボ)」(東京都港区)をオープンした。
食領域で社会課題解決に挑戦するスタートアップ企業が集い、共に成長しながら持続可能な「未来の食」を築いていくことを目指す。JR「新橋」駅徒歩8分、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩5分の「サンライズ山西ビル」内に開設した。
1階はスタートアップ企業の活動拠点となるキッチンラボとし、通りから見える場所にキッチンスペースとカウンターテーブルを用意。調理試作の他、試食提供の認可を取得しており、その場で新商品の発表等も可能としている。
4階には、18席を備えたコワーキングスペースを設置。専用ロッカーブースやフォンブース、業務用冷蔵庫等も用意し、都心の営業拠点としても利用できる空間とした。
施設の整備は日鉄興和不動産、企画運営はSFAが担当し、先行してオープンしているまちなかショーケース施設「Sustainable Food Museum」とも連携を図っていく。入居予定企業は、(株)STY(登記中)や(株)グリーンエース、(一財)こゆ地域づくり推進機構など10者。
シェアオフィス会員は24時間、一般は平日9~18時の利用可能とする予定。利用料金(税込み)は月額3万3,000円~、登記も可能。