関電不動産開発(株)は13日、豪州で新たに宅地開発事業に参画すると発表した。
ビクトリア州を中心に不動産開発を行なうKin Developmentsがメルボルン近郊のターネイトで開発する宅地開発事業に、現地法人であるKanden Realty & Development Australia Pty Ltdを通じて参画する。
豪州での宅地開発プロジェクトは4件目で、ビクトリア州での開発は同社初。ターネイトはメルボルン西部の成長著しいエリアで、2015年の近隣での鉄道開通以降は、特に生活利便性が向上し、人口が増加。住宅需要も増していることから、新規開発プロジェクトも多く、生活利便施設も併せた開発が進んでいる。
プロジェクトの敷地面積は約8.1ha。総区画数は170区画。着工は25年1月、竣工・引渡しは同年10月~26年9月の予定。
同社は豪州において不動産事業に関する知見をより一層拡充していくと共に、宅地開発事業のみならず、集合住宅開発事業、オフィス・物流施設等の開発や運営事業への投資も検討していく計画。